こどもに聞かれたらあなたならなんて答えますか?
私は「土に還るだけだよ~」と答えていました。
私の父が昔そう言っていたのをふと思い出したんです。
それだけだと納得しないこどもたち。(そりゃそうだ)
3歳~5歳くらいのこどもたちは、死ぬということがなにかわからずに多感で、「ママがおばあちゃんになっても死んじゃヤダ。。」といきなり夜寝る時にしくしくしだすことも。。
でもこの興味を持ったということはチャンス!タイミングだわ、いい機会!と思い、
死に関する絵本を探しました。
命の大切さを説く絵本があっても、それは一定の価値基準となってしまう、
こどもでもいろんな角度から多角的に死について捉えたり、考えることができる絵本ないかしら。。
スウェーデンの教育にもともと憧れがあったのもあり、こちらの絵本に出会いました。
「死のほん」
なんてダイレクトなタイトル!
そしてこちらの絵本の作者は他にも「愛のほん」「うんちのほん」と生きることについてをテーマにした絵本をかいているんだとか。
かなり期待満々に購入。
感想は、いろんな死についての捉え方があって、こどもでも自分で考えられるところが素敵な絵本です。こどもたちもふんふんと何度か見返しておりました。一緒に何度も読んだよ。
「あなたが大きくても小さくても死を理解するのは難しいの」というメッセージに心打たれます。
死については、私の父がふとこうも言ってました。
「死者は焼かれて朽ちて分子や原子に分解され、大気や海、地上に漂って、植物や動物に吸収されます。そうやって循環しますから、墓の中ではなく、世界のそこかしこにお祖父ちゃん、おばあちゃんがいると考えるべきと父さんは思ってます。」
なんて素敵!!
と感じるのは私だけでしょうか^^;。
正解や不正解、成功や失敗をどうしても大人は考えがちですが、なにが良いのか、どうしたら幸せなのかは自分次第ですよね。
こどもたちの絵画教室でも自分はどう作りたいのか、
何をしているのが楽しくて熱中するのか、幸せなのか、
癒されるのかということを作りながら模索します。
逆に、大人になればなるほど忘れてしまったり、わからなくなってしまうことがあります。
大人の方にも、ママにも楽しんでほしい、癒されて欲しい、とも思います。
そんなコンテンツを準備したいです。
なにかご要望あったら教えてくださいね。
自分の現状把握や無意識の心のブレーキを外したい方、そのきっかけづくりを持ちたい方はアートセラピーがおすすめ。多くの方が、潜在意識がかなり絵に現れることを体感しました。
また医学的にもつかわれている心理療法でもあります。
昔好きだった絵を、久しぶりに描いて、心をリラックスされたい方はオトナの絵画教室をご用意しようかな。
2022.5.22